分散型マーケットプレイス「District0x(DNT)」とは??

district0x(ディストリクトゼロエックス)はオンラインのマーケットプレイスとコミュニティをつくることができる分散型アプリケーションのプロジェクトです。

オンラインのマーケットプレイスと聞いてもピンとこないかもしれませんが、AirbnbやUberようなユーザー同士が商品などを売り買いすることができるサービスです。

Airbnbは部屋を貸したい人と部屋を借りたい人がいてそれをAirbnbが仲介するという仕組みですがDistrict0xでは仲介者なしで売りたい人と買いたい人を結びつけることができます。

オンラインマーケットプレイスを立ち上げるには高度な技術が必要ですが、District0xではWordpressのテンプレートのような形で簡単にマーケットプレイスを立ち上げることができます。

補助モジュールのプラグインを使用して機能を追加、拡張することもできるため拡張性も優れています。

District0xの基本機能

オンラインマーケットプレイスの基本的な機能は投稿機能や口コミ機能、検索機能と似通っているものです。

District0xではそれらの基本機能を抽象化してフレームワークにすることによって簡単に新たなマーケットプレイスを立ち上げることができます。

District0xのネットワーク上に地区(district)と呼ばれるいくつものオンラインのマーケットプレイスやコミュニティが並列して存在することになります。

d0xINFRAと呼ぶ標準のオープンソースのフレームワークはEthereumのスマートコントラクトとフロントエンドライブラリで構成され、以下のコア機能を提供します。

・投稿と投稿の表示
・検索とフィルタリング
・ランキングと口コミ
・支払いと請求書の発行

これらはオンラインのマーケットプレイスを運用するにあたって最低限必要な機能です。

それに加えて補助モジュールのプラグインを使用して機能を拡張することができます。

現在のプロジェクトの進捗状況は??

プロジェクトの最新情報は毎週更新されているDistrict0xのブログで報告されています。

雇用市場のEthlance、Ethereumネームサービスの市場であるNameBazaarはすでに稼働していて、現在はこれらの機能を抽象化し、フレームワークにしていく開発が行われています。

すでにオープンしているDistrict

d0xINFRAのリリースに先立ち以下のDistrictがオープンしています。

Ethlance


第1地区のEthlanceは、2017年1月1日に立ち上げられた分散型雇用市場です。
Ethlanceでは、ユーザーは雇用者/従業員プロファイルを作成し、未処理のポジションをリストアップして申請し、雇用者/従業員に評価を付け、フィードバックを送付したり、請求書を送付/受信することができます。

NameBazaar


リリース予定の第2地区NameBazaarは、 Ethereumネームサービスに登録されている名前の交換のためのピアツーピア市場です。

オープン予定のDistrict

Ethlance、NameBazaar以外に以下の地区(district)が予定されています。

Memefactory


リリース予定の第3地区Meme Factoryは、Ethereumブロックチェーン上に、デジタル資産を作成、販売するためのインターフェイスを提供します。

Decentraland


Decentralandチームによって提案された、VR世界の土地のマーケットです。

Bloom


Bloomはピアツーピアのローン、レンディング系のマーケットです。

District0x Network Token(DNT)の用途

District0x Network Token(DNT)と呼ばれるDistrict0xのトークンはDistrict0xネットワーク上の任意の地区の自治に直接参加することを可能にするトークンです。

任意の地区にDNTを預け入れることによって各地区の意思決定に対する投票権を得られます。

投票権は預けたDNTに対して1:1の割合で付与されるのでより多くのDNTを預け入れた人が影響力を持つことになります。

また最終的にDistrict0x自体のガバナンスもDNT保有者に完全に引き渡されることになるようです。

0x(ZRX)との関係は?

District0xの最後につけられている「0x」。

なぜ付いているかというとDistrict0xは0xのプロトコルを採用しているからです。

0xとは簡単にいうとEthereumベースのトークン(ERC20)のピアツーピア交換のためのプロトコルです。

このプロトコルの上に構築された分散型アプリケーション(DApps)はシームレスにERC20トークンを取引することができます。

0xを組み込むことによって地区内ではあらゆる種類のERC20トークンで決済をすることが可能になります。

DNTをDistrict0xネットワーク上での唯一の決済通貨にしないことによってネットワークが大きくなった時に手数料が高騰することを防ぎます。

また自由な取引を可能にすることによって参入障壁を低くしてマーケットプレイスによってもたらされる効用を最大化したいとう狙いもあります。

僕がDistrict0xに注目している理由

地区が一つでもヒットすればユーザーが飛躍的に増える

District0xはオンラインマーケットプレイスとコミュニティのプラットフォームなのでDistrict0xネットワーク上にいくつもの地区が立ち上がることになります。

そのなかで一つでもAirbnbやUberのように多くの人に使われる地区が誕生したら飛躍的にユーザーが増えることになります。

単一のプロダクトに留まっていないため失敗のリスクも分散されているため肝心のフレームワークであるd0xINFRAさえ素晴らしいものになれば成功するプロジェクトになるんじゃないかと思っています。

Status(SNT)と提携している


StatusはイーサリアムのモバイルクライアントアプリですがそのStatusとDistrict0xが提携しました。

Statusは、モバイル投票、ユーザー認証、通知、チャットボット支援機能(新しい地区の作成や管理など)を分散型メッセージングプラットフォームを介して実行するために必要なツールを提供します。

すなわちモバイルの機能面でStatusと連携したことによってより早くスマホ環境に対応することが可能になりました。

またstatusの創設者のcarlはDistrict0xのアドバイザーでもあります。

毎週の進捗報告

District0xのブログでは毎週進捗報告が行われています。

ICO後にプロジェクトが進んでいるかどうかわからないプロジェクトが多い中でこの姿勢は素晴らしいと思います。

また、Slackでも随時アナウンスなどが行われています。

District0xはどこで買えるか

以前は購入できる取引所が限られていましたが現在は以下の多くの取引所で取り扱いがあります。

Binance
・Bittrex
・Bter
・HitBTC
・Liqui
・OKEx

すべて海外取引所で購入するなら取引量の多いBittrexかBinanceがいいですが
Bittrexは現在新規口座開設ができないらしいのでBinanceでの購入をおすすめします。

以上、オンラインのマーケットプレイスとコミュニティ「District0x」のご紹介でした!
今後の動向が楽しみです!

webサイト:https://district0x.io/

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

NEMのNanoWalletにZaifからXEMを送金する方法

暗号通貨のシェア

暗号通貨のチャート、マーケットシェアが確認できる「Coin Market Cap...

ICOで巨額の資金を集めたStatus(ステータス)ってどんなプロジェクト??S...

COMSA(コムサ)のCMSトークンでできることと3つのメリット

9月13日にICO実施のメッセージングアプリKikについて調べてみた

イーサリアム(ETH)とトークンを保管できるMyEtherWalletの作成方法